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波乱の社史
第3章 終戦へ
29 究極の本末転倒

筆者が結婚する1981年(昭和56年)まで 筆者の実弟も、当社に勤務していた。筆者とは5歳離れた弟で 顔と声は似ていたが、性格は かなり違っていた。

 

血縁者を入れた事の無い我社に、何故 彼が入社したかと言うと

1.経理を担当していた初代社長S、の動向に不安が有った事。

2.彼も筆者の影響ながら、アマチュア無線の免許を持ち現役だったと云う事。

3.就職試験に自信が無く、試験という関門の無い、滑り止めに当社を選んだ。
等だった。

 

コラム【全部否定】

この全部否定というのは、英語の文法などで言われる部分否定・全部否定・・・も全部否定の事です。一般文章事例を挙げてみましょう。

部分否定ですと、「全部が全部は、出来ない」っと言う様な言葉で「一部だけなら出来て、100パーセントは出来っこ無いという意味です。

一方、全部否定というのは、「全部が全部出来ない」 「100パーセント出来ない」っと言う意味です。

さて、こう言う話をここで出すのは???、先の行に出てきた入社試験の話です。

「入社試験を全部が全部、(百パーセント)不合格になるから入社試験なしで、入社させてくれ」っと言う事が発生していたからなのです。

そんな事って有るのか?皆さん、不思議に思うでしょう。大学を卒業して、新卒で、大学が紹介してくれる就職先の全部が全部にですよ。その企業側だって大学の顔も立てるでしょうに・・・

それが有るんです。

就職試験だけじゃあ無く、大学受験も、予備校も、アマチュア無線も・・・何がキーワードか?と言えば試験なのです。試験と言えば全部不合格になる性格と言いましょうか・・・そういう性格って有るのです。・・・汗

 

当初は経理、後には資材係として けっこう活躍した。

ところが 彼の存在が[心ない、両親の態度]によって、2度に渡り筆者に災難となって降り懸かる。

 

一回目は会社が運転資金に困っていて、一般社員の給与は月末支払い。筆者ら常勤役員手取りゼロを続けていた時の事だ。

 

困窮以前、[一般社員]の弟と比べ筆者の給与は、それ程 大差無かったが筆者は長男として弟の3倍の額を自宅に納めていた。

ところが既述のごとく 周辺の[地位有る人達]に、ひどい目に合わされて  その回復期には資金不足で、筆者の給与は手元に残らない。

 

この時 当然自宅へは、生活費を出せない。にも関わらず両親から、金を要求され「弟は きちんと、生活費を入れているのに 示しがつかん。」と、言われる。

状況は両親にも、解りきっている筈だ。入社経緯からすれば不自然だが、単なる平社員向けに給与を確保してあるから 弟が払えるので、その為にこそ筆者の給与が無いのだ。

小さな会社に兄弟が働き設立当初には両親も、名義上の役員や株主さえ務めている。八つ当たりの憂さ晴らしに役員を降りると主張して止まず、降りた。

 

次の憂さ晴らしで(実際に金を出してもいない)株主名義を、降ろせと言って降りた。その次には もう何も無いので[無担保無保証の融資制度]の保証人を降ろせ!

 

その是非は別として通常の神経を持ってすれば、筆者一家により同族会社にさえ出来た筈だ。

そんな会社で、状況が悪化しても他の従業員と同様の待遇を受ける弟。筆者は両親にも解っているはずの事を、理路整然と申し開きするが、全く聞き容れない。

揚げ句の果てに「金を払わん者は、家で飯を食うな。」となり、筆者は会社のツケによって、近所の食堂で食事せざるを得なかった。

すると今度は それで足りずに「おまえは電気代も使っとる。家に入るな。」とまで言われた。鍵を掛けられた玄関ドアを蹴破って家に入った事も有った。

 

会社は業績が どんどんと、向上している。普通でさえ、資金が不足する時だ。ところが他人の失敗で苦難の末の立ち上がりだから、余計に厳しい。

そういう時に家庭内で、追い打ちを掛けられる。しかし筆者が給料を入れないと、生活出来ない家庭では無い。父は定年まで、かなり年数の残る公務員だ。

 

だから その一方で、仕事が長続きしなくて家でゴロゴロしている妹達には、小遣いを与えている。おとなしく[言うことを聞いている振り]をしていれば甘い。

その事を指摘すると「仕事が無いのに金をやらんと他にどうする。?」との返事。これを[本末転倒]と言わずして何と表現しよう。(別途 後日の著述《目上の敵》シリーズで 詳細な解説が存在します)

 

筆者は妹達の仕事が長続きしないと、彼らの高校生時代から予測していた。その予感の原因になる事を兄として、注意していると親が来て「おまえは親では無い。自分の子が出来たら怒れ。」と 筆者が怒られる。

こういう事だから職が安定しないのは、早くから予測できた。大袈裟に言うと近所中、もう勤める所が無い位だった。

 

しかし 筆者が[徳島船井電機]で労働争議の先行きを見限って辞め、次に[松下寿電子工業]の転勤を嫌って辞めた事は、その時は賛成しながら すぐ、「おまえは仕事を転々とする奴だ。」と罵られた。

ここぞと ばかり「2回、転職して『転々』と言われると、この有り様は何と言う。転々転々テレツクテンか?」等と言った物だから、余計に反発される。

それでも筆者の方が、正論であり他に弁解の余地は無い。原因の一部を受け持っているだけの事を追求する余り、主因を追求する事を忘れる人が如何に多い事か。

いや原因を追求している事が気に要らないだけか・・・

 

筆者が巧く返答し過ぎるので、躍起になって本末転倒の状況に追い込まれる人が多い。それは解っている積もりだが、その人物が冷静に事態の主副を見定める能力を持たず、感情的になっているだけだ。・・・と、分析されると益々腹を立てて、泥沼に、のめり込んでゆく。素直になった方がいいですよ。

 

二回目は筆者が結婚する時だった。「会社に金が無くて困っている時に、派手な結婚式は出来ない。」と言う筆者に対して、両親は「100人以上呼ぶ。儂の金でやる事だ。」と譲らない。

もう結婚式場も予約したという。「ならば新郎新婦抜きでやれ!」と筆者は、その予定日よりも早く入籍し、成人した兄弟と友人達だけに声を掛けてパ-ティ-をして済ませた。

 

ここで弟の将来に、退職した後まで災いを遺す事が起きた。未成年の妹はパーティーに呼ばなかったが、成人している弟は一人前の独立した人格として呼んだ。

会社の役員では無い一般従業員としても最古参なので、従業員代表としての意味合いも有った。

当然来てくれると思っていたら、当時の専務から「本人から『来てくれ』とハッキリ言わんと来んかも知れん」と聞かされ、特に[従業員代表とも、弟とも]指定せずに出席依頼した。

「ふん」という返事で結局来なかった。そして式後「会社を辞める。」と言い出した。そこで特に引き留めなかったら、その場で「今すぐ辞める。」と言う。

「どうしてもと言うなら、どうしようもない。」と言うと、職場放棄して居なくなった。

 

後に弟の友人達を通じて、聞こえて来たのは「給料が安かったから辞めた。兄は自分で独立していけるが俺は駄目だから、父の税理士という資格を利用させて貰って生きてゆく。」との言い訳だった。

後半には 真実味が有るが、前半は就職試験に困って頼って来た者が、言える事か?そして何の縁も無い一般社員が、文句も言わず一人も辞めなかった給料が安いか?(否 彼自身の友人が、その後もズットその給料で勤務している。)

程無くその弟が、税理士の話とは裏腹に婿養子に行く事になり、「結婚式に来てくれ。」と、呼びに来た。あっさり断ったが、「兄貴の結婚の時、欠席したのは社員として呼ばれたからだ。」等と言う。

他人になら そういう言い訳も通るかも知れないが、出席依頼して、応対した本人に そんな話が通る訳が無い。笑ってやって、御引き取り願った。(この様な考え方の家族を持ったと言う泣きたい一面も有った。)親弟妹は自分で選べなかった!後で縁を切るのは出来たが・・・・。

 

後から今度は実母が「おまえは兄だから、我慢せんといかん。」と言って来た。これは大笑いした。 実父は もっとおかしい。

ある時 妹の縁談を持って、然るべき人が来た。すると「何で俺がそんな話を、聞かんとイカンか。」と言って逃げた。

他に誰が聞くべきと言えるか?色々事情は有ったが、その妹の結婚式に、新婦側から出席したのは筆者独り切りだった。

式が終わると間もなく両親は、妹の嫁ぎ先に出入りし始めた。好い神経をしている。

筆者宅の件でも両親達の弟や妹が全員、両親に遠慮して、筆者宅へ来ないという中で、根本原因の両親だけが、いつも、にこにこノー天気で筆者宅へ来るので、ある日「いい加減にセイ!」っと追い返したのだった。

 

下の妹の結婚の時にも 出席依頼が有った。「最も嫌な両親が依頼に来るのでは、出席しないぞ。」と断言してあるのに、実母が付いて来た。

「日本語を正しく解釈しよう。」という筆者に、「では出席しないのだな。」との返事。「そんな事は喋って無い。」と言っている最中に、「解った。もう良い。」と言って泣いて帰って しまった。

家族さえ母国語が通じない!・・・・

どうしたら 言葉が通じるのか、困る。今でも[しつこく 怒っている。]としか、現象を捉えていないだろう。言葉を軽視している!話を聞いていない!

 

家族とは 一員が困った時に、内部から攻撃をしてより困らせる物か? 最大限の努力をしても食えない様な者は、金が取れないから追い出して、仕事もせずにブラブラしている者は、かわいそうだから援助する?

「家族」を「社員」に置き換えてみても通用する事が多数有る。どうだろう?

こんな家族なら 要らない。会社同士の付き合いでも そうだ。晴れた日に傘を押し売り、雨になったらすぐ返せ。且ての銀行だけで、たくさんだ!

皆、何の為の「つきあい」なのだ!!! 「家族」を「社員」に置き換えてみても通用する事が多数有る。どうだろう?

 

言葉と文章で意志伝達をしている、我社の社内。更に電話とFAXを、間に挟んで意志伝達をしている、取引先の皆さん。決して、筆者の家族の様にならないで、末永く善い付き合いをして行こう。

 

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