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波乱の社史
第2章 真実よりも見かけが通る
16 有る『無い』物

前項まで二回、A銀行との やりとりの歴史を書いた。信じられない様な事実ばかりだ。それはその頃まで良くも悪くも、この銀行だけしか知らず、つき合いも無かったからだ。

もっとも、良い事も無かった。忘れたのかも知れないが・・・・・。

他との、つきあいを始めれば良かったのだ。しかし、資金担当が一向に、そうしない。それでは又、私の仕事だけが その事の為に増えて、どうにも成らなくなって行くばかりだったので、出来なかったという事情も有ったのだ。何の為に次々と人を替え、人を増やし しているのか?

 

1.

現法人を設立した当初 少しだけ、他の銀行とのつき合いがあった。現法人の初代社長で半年社長をやったS氏の友人が、S銀行N支店に居たからだ。しかし、これも変な方向に進む。

設立当初、特に資金の必要性も無い頃、新規取引開始と共に運転資金融資の話が出てきた。有り難い話の様だが、銀行は お金の必要が無い時に貸してくれるもので、どうしても必要な時には貸してくれない。

ところが途中で急に話が止まった?

初代S社長の友人で或る行員が来て、こう言う。「実はウチの支店長が、お宅の前経営者Y氏とマージャンを良くやりましてね。その席で『あの会社は契約書も交わさずに、新製品の取引をしているから危ない』と言ったので中止になったんですよ。」

そこで 筆者はこう言った。「ウチでの商品と言えば、今は[スタンバイ]しか無いですよね。すると、その[スタンバイ]は、総発売元としか取引してない訳だから、その契約の事しか無いですよね。だったら、これが契約書ですけど、これが無いので融資できないのですね。ここに有る、これが、無いのですね。」 

有る『無い』物返事が無い。

もう一度言った。「ここに有る これが存在しないのですか。見えませんか」

 

すると行員は いっぱい変な事を言って、ごまかしながら逃げて帰った。

 

初心者で当事者の言う真実よりも、有力者で部外者の言う嘘が優先するのだ。

その後 何年かして別の行員が勧誘に来た時、この話を切り出して、「合理的に これを解明して、納得させてくれたら取引をしよう。」と伝えた。(10年余り それっきりだったが、上板町へ引っ越して9年目に同銀行K支店から良識ある人が来て、この文を読んだ上で終止符を打った。)

 

2.

そうして、A銀行との取引も続く。

この間、月間売上は 7~800万円に達したが、その売上金の大半は手形での支払であり、これらの手形を現金化する必要が有る。

それを行う枠が、A銀行では300万円から どうしても増やして貰えなかった。

信用保証協会を通して 役員4名が連帯保証しても、そこから動かない。

逆に A銀行が言う事は全て聞いてあげた。「信用保証協会へ頼みに行けば良い。」との勧めに従い頼みにも行った。

すると「何年か経営してきて、担保物件を持っていないのは、経営状態がおかしいからです。」と言われ、相手にしてくれなかった。

色々な妨害が無ければ 無一文から数年で資産が出来るのが 商売の常識か? 学校を出て以来の全給与総額を合計しても自宅と土地を買うには全く足りないのに?? これに対して2人は土地付きの家を持っていたが、それを担保に取るのが目的か?

 

更に経営状態が おかしいのは、A銀行紹介で専務にまでなったF電機のF社長が、取引判断を誤って(或いは我が社を陥れて、早く主導権を取りたかったのか)、月商500万円の会社に かえって3000万円の穴をあけて、去ったからである。それまでは正常だった。現金も充分存在した!売上げがゼロでも2か月位は給料を払い続けて行けるだけの金が存在したのだ。その存在した金を使い果たしたのはF氏だ!

それを正常な所まで、盛り返したのが我々だ。しかし、信用されない。従って手形は、年利20~30%の金利を払って錦商事(後のニシキファイナンス)で、現金化していた。それでも 利益率が高い為、全く問題は無かった。

 

3.

ある時 部品の仕入れに、地元の制御部品ディーラーM産業を通す様、立石電機から指定された。

するとM産業は、こう言う。「F電機の社長が保証するなら取引する。」

前述の ごとくF社長は事件の後、[徳島一の無責任男?]と事実上解任されている。

[植木等]のキヤラクターよりも、一回り小ぶり。・・・論理が逆転している。

「自分に重大責任が有る時にも『無い金は払えん』と言う様な無責任な人物が保証すると そんなに良いか?」と言って 断った。

 

似顔絵このF社長は、「自分が全責任を負う。」と豪語して開始させた事が 失敗して、翌月3000万円の支払が生じた時、「無い金は払い様が無いぞのう、河野君。」と言った人物だ。

言う事は全部ウソだ!だからこそ「誠心誠意」と言う言葉を年中繰り返すのだと彼に教わった。そうしないと、もう通用しない処まで来ていたのだ。

このA銀行紹介のスポンサーF氏が付く以前、素人の筆者達経営陣なら 払うべき金は借りてきてでも払っていた。 どっちの信用が有るのだろうか? 

それどころか、このスポンサーが付く直前には 借金ながら、売上がゼロになっても3ケ月位喰える資金を用意して有った。なのに、スポンサーが去った後には 大穴が空いた。

故に これを「穴空きスポンサー事件」と言う。

 

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