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波乱の社史
第1章 大混乱の継業前後
13 策に陥ちた策社

リモコンエース1979年(昭和54年)夏 当社の産業用ラジコン第一号機が、Iクレ-ン[リモコンエ-ス]として東京製鉄水島工場に納入された。

以後 紆余曲折は有った物の(22.自動車偽電話事件で後述) Iクレ-ンとは、表向き正常な取引が続いた。

 

しかし この取引には、大きな不安が 互いに有った。Iクレ-ンからすれば当社の様な小さな会社が、この先 責任を果たすかどうか、疑っていたに違い無い。

一方当社からすれば、自社開発商品を相手先商標で納入しているのに、約束の開発費が どこからも出て来ない。

既述の紆余曲折が有った上、大企業特有の高圧的な話が多い。

対照的に一部の人物が非常に好意的だったにも拘わらず、約束が守られず高圧的だから よくぶつかる。取引契約の無いままに取引が1~2年続く中、正式契約の話が持ち上がった。

しかし、それを言わずに不平等条約を押しつけようとするから後で困る!

Iクレ-ンからすれば 一刻も早く今後の保守態勢を、確立する為にメ-カ-側の責任を、明文化したい筈だ。

契約書の文案は Iクレ-ンが[下請け業者と締結すべき内容]であり、当社は気に食わない。当社は[前経営者の前法人時代]から生まれながらの独立したメ-カ-だ。

約束の開発費も貰ってないのだから、両者は対等だ。そうは強がってみても、背に腹は代えられぬ。

 

結局 1983年(昭和58年)一方的な表現の、総ての箇所に『互いに』との一語を入れる事で妥協した。ところが後に Iクレ-ンにとって、この事が皮肉な結果を生む事になる。平均年令が高く古い体質のIクレ-ンは、じり貧だったのか1985年(昭和60年)I輸送機との合併を発表した。

 

すると [Iクレ-ンが発案した契約書]の一文に、自ら引っ掛かるのだ。即ち一方が合併,或は解散する時、本契約は「他方によって何等の催告を要さず一方的に解約出来、それによって生じる損害について賠償を請求できる」と なっている。

何等催告を要さないが筆者は紳士的に、内容証明で契約解除のみ通知した。会社の経営内容までは 知らなかったが、取引量は明白に、じり貧で損害賠償請求の必要は無かった。

「産業用無線操縦装置カタログ」画像この契約を解除すれば 当社はIグル-プの他社と、直接商売出来る。

契約が有る間は Iクレ-ン経由でしか、商売出来ない。その事の改善であった。

 

契約破棄は それが目的だった。だがIクレ-ンの担当者から、次の様な電話が入った。

「契約書によれば 貴社から損害賠償を請求出来る事になるが、当社からだって出来るんだ。」

 

犬の絵[予定してない、賠償請求]に脅え、逆に脅してきた。犬の遠吠えだ。しかし「気の小さい、大きなバカ犬だ。」とIクレ-ンが思われても仕方ない行動だ。

 

筆者は別件の裁判で、口頭弁論の度に上京しIクレ-ンへは、その都度 顔を出していた。それも知って裁判に脅えたか?

しかし「契約書どおり一方的に『解除された側』から、逆に損害賠償請求する」とは お笑いだ。

 

請求して裁判するだけなら 根拠の無い事にさえ、国民の誰だって出来る。[裁判等まで しないでも、明らかにする]為に 契約書に書いて有るのだ。

裁判所へ訴え出られるのは、国民全ての権利で契約書等、無くても出来る事なのだ。

おっかしい。笑って無視した。すると しばらくして、新法人(残存会社)の新任社長から内容証明で契約継続希望の、申し出が有った。

[覆水盆に返らず] 『逆に、恥知らずにも脅迫して来た社員が居る事』と『取引契約を破棄しても、取引を止める訳では無い、損害賠償を要求している訳でも無い。』事を、申し添えた文書で [契約破棄]を、再度伝えた。

上品で紳士的でしょう。横柄でもなく・・・笑・・・鬼の首を取った様な話なのにね!

鬼の話ならムコ養子の処から逆登ると、鬼退治で有名な源頼光に先祖が繋がります。爆笑!京都大江山の鬼退治~ な~るほど・・・って?

 

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