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波乱の社史
第1章 大混乱の継業前後
8 カー・チェイス

《スタンバイ》が 終末を迎える頃、全てが 悪い方へ巡り合わせた。A銀行紹介のスポンサーF氏は《スタンバイ》の取引に関し、「君らは商売を知らん。ワシが全責任を持って・・」と進めた大手通販会社《N》との取引に挫折し、月間売上500万円の会社が「来月 現金3000万円支払わねばならない」状況を残し寄り付かなくなった。

そして、筆者が「金を貰ってないから開発しない。」と言うのに「いや これは、やるべき。」と言って進めさせた《ゴルフ練習機》の開発費も取れずじまい。

又 《N》からの 当初の注文物について、筆者は「雲行きが怪しいので物を送るべきではない。手元に取っておくべき。」と主張したが、「いや こういう時こそ、物を送り込めば金を払う。」と言って送らせた物は、中間ブローカーが押えて 逆に「物を返品するから金を返せ」と 裁判を仕掛けて来る。

全て A銀行紹介によるスポンサーF氏の、マイナスの置き土産だ。

よく考えると F氏は他にも、全て我が社が損をする事ばかりを やっている。

F氏の似顔絵

1.まだ売れている《スタンバイ》の販売中止決定

2.主目的である資金の不調達

3.出向社員原田の給与不払い

4.発売元の引き受けと中止

 

『我社が早く破綻する様に仕掛けていた。』と、言われても仕方が無いだろう。しかし 悪気が有ったので無く、単に安易だったと思われる率が高い。何故なら 何でもすぐ、《自分自身が理解して無い事》まで安易に喋る。顛末転倒(本末転倒)、アナグロ(アナログ)、天中節(天中殺)、バックマガジン(バックマージン)これら すべて F氏が人前で、堂々と真面目顔で長期間、喋り続けた言葉なのだ。彼に悪意が無かったなら 彼は相当に低能力であり、逆に低能でなければ悪意があった以外に無い。

××××は低脳の魅力♪♪ア~ア~アやんなっちゃった♪・・・と歌わなくっちゃあ~~~

二つに一つで どちらか一つからは絶対、逃れられない事が簡単に 論証できてしまう。さて あんた、どっちの評判が善い?

 

さて この裁判にあたり、我社では 弁護士に支払うだけの着手金が無い。筆者が毎回東京へ行って 弁論した。

東京行きの旅費くらいなら細かくて出る。毎回営業やサービスの出張として出掛ければ済んだ。だから、この役目は営業が出来て、サービスが出来て、法律が出来る者しか務まらないのだった。

しかし 初回、裁判官が言う。「あなたも 経営者だったら、幾らかの額で折り合いをつけなさい。」 

この傾向は30年後の今も(場所も当事者も)同じだ! つまり何かと言うと、手抜きなのだ。「ケンカ両成敗」と言う鎌倉時代のまま! 判断力が無いのか? 逃げてるのか?

 

即反論した。

「では あなたの着ている服が 私の物だと裁判を起こしたら、あなたは半分渡して和解するのですか?」

 

こうして 正式裁判が、4年間続く。この間、かなり後には背任で逮捕されるが、経営関係では権威だった並木俊守弁護士の本を買って勉強した。

弁護士の本

話は前後するが この裁判になる直前、東京のブローカー《S商事》は「《N》から金を沢山貰ったろう、それを よこせ!」と ばかり、押しかけて来た。

取り合わなかったら《N電子専門学校》(後に入社するM社員の出身校)校長代行の名刺と、政治結社《日本R会》会長の名刺を2枚持つK老人(失礼、筆者が、その年齢になってる!)を連れてきた。

この人物は《N電子専門学校》校長代行の名刺だけを見せて、「民事問題のトラブルが有るかも知れんが手を出さないでくれ」と 念押しして回っている。

当時の警察の方針は 《民事不介入》だった。

筆者が 鳴門警察署へ話に行っても 取り合ってくれない。色々言っている内に、「総会屋の言う事・・・」と言う言葉が出た。「なにかねそれは。」「《政治結社日本R会》の名刺は出さんかったのかな。」「え!」それで急に協力的になった。

日を替えて、今度は筆者の自宅(当時;鴨島町)へ 早朝に現れて「ここで話をしよう」と迫る。親兄弟をウイークポイントと見ていたのだ!確か!大笑!

挿絵:脚を轢かれる人隙を見て車で会社へ向かって、逃げ出した。

それを レンタカーで 追う彼ら。

カーチェイスの末 鴨島町の商店街で渋滞し、行詰まったので ドアをロックした。彼らが車から降りて、ドアをたたく、ミラーを曲げる。店頭のブロックを、タイヤの前に置く。近所の商店主が協力する。そこで怒鳴った。「貴様、誰に協力しとるんか判っとんか!」閉め切った車の中から言っても聞こえ、商店主は手を引いた。

その内 前が空いたので、ブロックを乗り越えて 割って前進するセドリック。

そのタイヤの下へ、革靴の爪先を入れるK老人。サイドミラーを見ないふりしてゴー! (事実!彼らが曲げて、後方が見えなくなっていた。)革靴の爪先を轢いて逃走!K老人は救急車で病院へ・・・・・・。

 

挿絵:警察署にて筆者は走りに走って、途中の板野警察署へ逃げ込んだ。そしてカウンターの外から、新聞を読む刑事に言った。(これは その時の言葉通りで、よく考えた上で 何処を轢いているか見て走り去ったのだから、その30分後も冷静である。)「すみません。実は民事上のトラブルで、総会屋に追われているので保護して下さい。鳴門署へ電話してくれれば訳が解ります。車のフェンダーミラーも曲げられて、指紋も残っています。」

刑事は煙草を くわえたままで、顔を新聞から離さず、「あんたの言う事が わからん。」とそれっきり。

絶対に わからん訳が無い。この刑事を糾弾したい。

 

しかし、会社へ急がねばならない。アマチュア無線で「会社の前に、ものすごい人相の悪いのが5~6人いる。」と言ってる。

挿絵:人相のよくない?人たち

実は、これは鳴門署の刑事。こっちは《人相》以外あっぱれ!

 

挿絵:ショボーン一方、救急車で運ばれた総会屋ことK老人と ブローカー《S商事》は、川島警察署に拘留されていた。

被害者を拘留? 実は早朝 地元の駐在署で筆者の自宅を聞いた時、その駐在さん(*)は怪しいと思って、レンタカーのナンバーを控えていたとの事。

こっちも あっぱれ! では板野署は何だ!!…

 

(*)その駐在さん…「スタンバイ」のファンでユーザーだったそうな・・・・後日判明した。

 

> 9 東京裁判・・・と、日本の裁判制度 > 目次

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