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あぶない、はちない、あぶはち両方ない

続・オスプレイ   (2012年10月)

無税党総裁;カバタ県庁け

「爺解(時事解説)オスプレイ」で説明した、沖縄に配備予定の
ヘリコプター(以下、ヘリと略称します)とも、飛行機とも区別のつかない
オスプレイなる名前の航空機・・・
コレが故障すると、なぜ危ないのか?それを今回は、モット具体的に説明します。

 

なぜなら、何処も「安全だと判るまで」っとか、引き延ばすやら、感情的になってるだけで、
肝心な安全性を説明できる様な気配が全く無いからです。

政治家も、防衛省も、現地の行政も何を、やってるの???報酬を全部返上しなさい!

コレは日本だけじゃないですよ。米国側の官僚も、航空機メーカーも、
モット安全性を説明出来なきゃ、話にならない!

だから、その前に私が不安全性(危険性)を説明して上げようって言うのです。

 

楓前回、ヘリのエンジンが故障した場合にも、
「急にストンとは落ちない」話を、しましたね。

そのことの説明事例に用いたのが紅葉(楓)の種の話でした。

あれは本当の種子部分の重い固まりを芯にして、
長く軽い羽が、尻尾の様に付いているという事。

それでも、その重い種を下に向けて落とせば、
一気にヒューッっと真っ直ぐ下向きに落ちて行きます。

羽は、必ず後方に向きます。この事は、
弓の矢を考えてみれば、何の為か?善くわかると思うのです。

弓矢の矢の後ろには、鳥の羽を切ってつけた、矢羽根という物が、
必ず付いていまして、こっちが後ろになる様に飛んで行くのです。

多少横風が当たっても真っ直ぐに飛ぶ為に、この矢羽根には、捻りを付けておき、
飛んで行く事で前から当たる風に依って長い矢が回転しながら飛んで行く様に
設計されているのです。

それと同じ様に、この種も、後ろの羽によって、回転しながら地上に落ちるのが通常の姿です。

この回転しながら落ちる事は、何の為でしょう?

 

弓矢の場合は回転しながら水平方向に飛んで行くのですが、
コレはジャイロ効果といって、直進性を高める為でして、
其れはモット新兵器のピストルや大砲、ロケットやミサイルでも同じ事なのです。

大砲の砲身穴の中に歯車の様な溝が、刻まれているのを見かけた事は有りませんか?

小さいピストルも同じなのです。コレをライフルっと呼びまして、
ライフル銃っと言う名前は、この事から付いた名前なのです。

ライフルっとしか呼ばないのは、携帯電話の「電話」を言わなくなってるのと
「銃」を言わなくなったのと同じ事です。殆どのピストルも大砲も実はライフルなのです。

今ライフルじゃない身近な銃は散弾銃です。

過去、種子島に火縄銃が伝来した頃から、明治の戊辰戦争頃までは、
時々、未だライフル銃じゃない物が有りました。

銃口から火薬や弾を込めてるのは、違いますよね。

又、この方式は命中精度が悪いんです。

ピストルでは、皆ライフルですが、大砲じゃ、近現代にも、ライフルじゃない物が有りました。

それは、戦後初の国産戦車61式中戦車に搭載された手法でした。

コレは技術上の問題でなく、量産性の問題か何か?で、手抜きだったのでしょう。

 

楓しかし、楓の種は生物学的に考えても、
「旋回しながら命中精度高く、真下へ落ちよう」
なんて事が目的には思えません。

なぜ、全く逆の理由なのです。グルグルヒラヒラ回りながら
長い時間を掛けて下まで落ちる訳でしょう。

・・・すると、その長い時間の間に吹いてくる横風ット言うのを期待して
遠くの方へ飛ばされる事を期待しているのが
生物学的な要請なのです。

より広い範囲まで種子をまいて広がって繁栄しようという目的は、
花の花粉を、昆虫に運ばせようという事とも共通しています。

 

そうして、ゆっくりと落ちる事に、貢献するのが、螺旋状に回転しながら落ちる事なのです。

それを真似てヘリでは、飛び上がる時には、動力でメインローター(以下、回転翼)を回して
風を下向きに起こした反力で上昇するのに対して、非常降下の時には、又違った原理で降下します。

その非常降下が、この楓の種の回転落下なのです。

この方式は、ヘリと似て非なる回転翼飛行機ジャイロコプターという物の原理なのです。

ジャイロコプター(以下ジャイロと略称するので、
回転コマ式航法装置の一種のジャイロと混同しない様に注意の事)といって、
素人目には、ヘリとそっくりな外観の回転翼機が存在します。

あまり普及していないので、アマチュア用の超軽量機くらいにしか使われていませんで
実用機には存在しないでしょう。

この差というのは、ヘリが、回転翼を常に動力で回して飛行するのに対して、
ジャイロは、回転翼を、飛行開始の時に勢いを付けるだけって事です。

一度動力で回し始めたら、後は、前から(下から)当たる風の力で回ってるだけって事なのです。

「何だ、殆ど一緒じゃないか!」っと言うのでしょうが、コレが決定的に違うのです。

それで、ヘリは安全で、オスプレイは危ないのですから、この後を、善く読んで下さい。

 

子供の頃、ナイフ肥後守を使って竹を削って作る工作での玩具・・・
竹トンボって知って(覚えて)ますか?

アレ一つでも、使い方でヘリの状態と、ジャイロの状態と
2種類の異なる回転翼航空機を実験して見られるのです。

 

先ず、実験してみる事の為に、竹トンボの状態を言いましょう。

羽ですが、メインローターは2枚羽を一体で大きな竹筒の胴から削り出します。

平面部を必要としていますから、竹筒は、有る程度直径が大きくなければ使い物になりません。

その意味で、竹でなくて木の幹でも使えるはずです。

当然、生えている生木でなくても、薪になってる乾燥した乾燥古木や角材・板材かを
流用しても使えた訳です。

例えば、弁当の折り箱・・・しかし有る程度の厚みがなければ、
2枚プロペラとしての捻りを両側で互い違いに変えて削る余裕は有りません。

この意味で、太い竹というのは、肉厚も有って、ちょうど良い物でした。

そして残るは、このメインローターのシャフト(軸)です。

この軸というのは、人によっていくつもの作り方がありまして、
メインローターと一緒に飛んでいってしまう方式の物やら、
飛ぶのは、メインローターだけで軸は手のひらに残ってしまう物やら、
いくつもの様式がありました。

上手にいろいろな様式を作り分けては、飛びの良い物を作った物です。

が、ここでは、「竹とんぼ」の名のとおり、トンボの様な形のままに、
トンボの尻尾の如く、軸がメインローターと、くっついたまま飛んで行く方式で話を進めましょう。

こうして軸を竹籤くらいの太さ(直径2ミリ程度でしょう)に削り出した棒を
メインローターの中心から直角に出した状態に取り付けて出来上がります。

 

この軸を、両手の掌で挟み、両手を互いに違う側にずらせると、
軸に回転を与える事が出来ます。

但し、この回転方向は、プロペラが回って風が下に来る方向でなければ、成りません。

逆では飛び上がりません。この状態がヘリの状態です。

そして、ヘリのエンジンに相当するのが、掌での回転力です。

・・・この回転力が何時までも続きませんから、いつか?落ちてきます。

しかし、未だ当分は、ジャイロ状態では有りません。

最初の勢いで回っている間はジャイロコプターでなく、ヘリ状態なのです。

コレを、間違えないで下さい。重要な事です。

 

次にジャイロ状態を、実験しましょう。

手で軸を回さずに、竹とんぼを、まともな姿勢で(軸を下に向けて)単に落としてみて下さい。

すーっと落ちるだけでなく、メインローターが回りながら落ちるでしょう。

コレが、楓の種の回転しながら落ちる事と同じ事だと皆さん判るでしょう。

ただ竹とんぼの場合は2枚羽ローターで、楓の種は1枚羽ローターだという事も、
形を見れば判りますね。

ヘリやジャイロには、無論3枚以上の複数の物が沢山存在するのも、
皆さん見て知ってる事でしょうし、ヘリじゃ無いっと言うオスプレイだって、
3枚羽プロペラですね。

この場合は「プロペラ」に分類されて、「メインローター(回転翼)」には分類されません。

実は、それが法制度上での事故の元でも有るのです。其れは、

1)ヘリとしての安全基準を満たす必要が無く、

ここに言う「ジャイロ的な降下飛行が出来ない」という事です。

ストンと直ぐ落ちるのです。

2)又、固定翼航空機(普通の飛行機)としての滑空性能

(グライダーの様にエンジンを止めて飛ぶ性能)も不十分だと言う事です。

3)更にヘリと同様な垂直上昇の時と、固定翼機と同様な水平飛行の時との切り替え期間が、

どっち着かずな飛行状態で、どちらの性能も不十分だと言う事に加えて、

エンジンは傾いた状態で調子の良い筈が無い!

・・・・この3件は前回、述べたと思います。

 

・・・そこで、今回は、ヘリと似て非なるジャイロの飛行状態そして、
それと同じというヘリの緊急降下状態を、モット解説してみましょう。

どうして、あのメインローター(プロペラ)が回ってる事で、より落ち難いのでしょうか?

あんな細いプロペラに受ける風なんて、回っていようが止まっていようが、殆ど一緒に見えるでしょう。

そんな物よりも、モット幅の広い凧みたいな・・・いっそのことパラシュートを広げた方が、
ずっとましだろう・・・って、思いますよね。

見た目は、そうです。

確かに、そういう乗り物も有るんです。それがモーターパラグライダーです。

斜め後方上にパラシュートを開いて前進し、前から受ける風でパラシュートを膨らませて
浮き上がるのが、モーターパラグライダーです。

このパラシュートの代わりに竹トンボの落ちる方の原理(下から風を受けて空転する方の原理で、
自分で回して飛び上がる方じゃ無い!)を使ったのがジャイロコプターなのです。

見かけは、ヘリそっくりですが、飛行中にメインローターを動力で回していないのです。

だから前進していないと飛べません。

ヘリが得意なホバリング(空中制止)を出来ないのです。

なんだか「傘を阿弥陀に差して歩いてたら、前からの強風で飛ばされちゃった」
っという風な感じの話ですね。

その事はパラシュートにも言えてます。

モーターボートでパラシュートを引いて飛び上がるスポーツも有りますが、
そのモーターボート曳航役を自力で行おうと前進滑走用小型エンジンとプロペラを持っているのが
ジャイロコプターなのです。

決して上昇用だったり、ヘリの様に、機体の回転反力打ち消し用だったりはしません。

だから、ジャイロのプロペラは前向きか?後ろ向きです。

ヘリみたいに横を向いて無いのです。前向き・・・立派な?態度の奴じゃ。

ん???                    (終)