産業機械用無線操縦装置-朝日音響株式会社

地方パートナー店募集中

↑メールはこちらへ

業者頭越し直販は
有り得ません。

TOP > AO技術講習集 > 解体心症 第1話

2歳からの分解魔  解体心症 第1話

JA5CLB 河野繁美

解体ベイビー

解体新書という本の名前は、皆さん御聞きになった事が有るでしょう。
江戸時代末期の医師 杉田玄白が人体を解剖して、西洋の書物と照合の上、
西洋の科学技術のすばらしさ 進歩性(正確さ)に感心しながら
日本語で著作したと言われる物です。

小学生の頃には、悪ガキの級友達が「新書」を
逆の意味の「旧書」と言っては直ぐに、
同じ発音の「急所」を思い付いて笑ってしまい、
言いふらしていました。

そのころ始まった白黒テレビ放送のプロレス中継では、
外国人悪役レスラー達の苦戦に陥って使う反則技というのが
「急所打ち」として、アナウンスされて耳慣れていたのです。

ソレが出ると、正義派?日本人レスラー達は股間を押さえて、
ウーーンと唸って倒れてる…。 笑… 

急所打ち

其処で、「【急所】を解体する」ってイメージが、
悪ガキ達の間で定着してしまって、「解体キュウショ」は爆笑物でした。

 

しかし、此処に「解体」と名付けましたのは、
人体や生物を解剖しようとか、解剖したとか言う話では有りません。

幼児期の筆者が、玩具を分解・解体して
「中がドウなっているのか?見たい!」ッという、
強い希望の心の事です。

こういう幼児…いや、乳児の心理を、皆さんに御伝えして、
普通には言葉で、主張の出来ない乳児の心を代弁すると共に、
上手く行っているとは言い難い幼児期や少年期の
科学教育に貢献したいと思います。

分解

だって、「どうなってるか?見たくて分解してるだけ」
なのに、頭から「壊してる」と怒ってしまう親。

「違う。中さえ見たら元通りに戻せる程度にしか分解しないよ」
っと迄 複雑には喋れない2-3歳児。

…そうすると泣いて見せるだけしか術が無いのでした。

これを親達は理解出来無いから、…その典型と言える、筆者の親は
「コイツは親の言う事を聴かぬ」っと、ズット言い続けて居ました。

世の中には聴ける事と聴けない事が有ります・・・
なのに、「言う事を聴かぬ」っで、済ませてしまって好い訳がありません。
日本の徳島県に居ながら急に【此処はアフリカだ】などと言い出して、
ソレに同意しないからと云って、その事を、【親の言う事を聴かぬ】などと
言いふらして回る物か?

更に、言う通りにしているにも関わらず、言う事の方が変化してしまって、
先に言った言う通りの事とは逆に変わってしまっていた時など、
聴かないのではなく、どちらも「言う事の方に無理が有る」のです。

もっと具体的且つ典型的な例を挙げてみましょう。

小学校高学年時に
「他の兄弟は皆、親の言う通りにするのに、コイツ一人言う事を聴かぬ」
…小学校高学年とは筆者の5-6年生時です。
すると6歳下の弟は小学校1年か、幼稚園。
何を言って聞かせるのでしょう?

又、11歳下の妹は生まれたばかりの乳児。
乳児が聴いた処で聴いた事を、ドウ?実行するのでしょう???っと、
聴くだの、聴かぬだの言う事自体が理不尽な話であったと論証できてしまうのです。

そういう風に無視される、乳幼児の主張を、此処で、代弁して、
最近、世間で増えているらしい、幼児虐待(私は、暴言以外は受けませんでしたが・・・)をも
減らしましょう、
乳幼児の言う事も、シッカリ聞き遂げて上げましょう。
乳幼児だって、立派な人格ですよ・・・との願いです。

(つづく)