産業機械用無線操縦装置-朝日音響株式会社

地方パートナー店募集中

↑メールはこちらへ

業者頭越し直販は
有り得ません。

TOP > AO技術講習集 > 朝日音響株式会社に於ける時短事例紹介
朝日音響株式会社に於ける時短事例紹介 スピーチ要約
        

1998,09,16水(追加補正09,16講演後)

 休日数、労働時間の実態
1987年頃~1993年(表彰されるまで意識していなかったので 時期が不明瞭
総 休日数;年間125、(後に緑の日で自然増+1=126)
所定労働時間;年間1740(後1732,25)、 週36.25、 日7.25
平均労働時間;年間1720程度(1991年頃の実績:有休取得で 規定より減少)
最多 残業者;年間108(1991年頃の実績)

現在の休日数;年間127(海の日の 自然増による+1が有った)
所定労働時間;年間1725,5  下記は 最近2年間の(長欠者などを除く)集計

96/12期 平均値実績1690 前年比130%出荷を 前年と同人数で達成した為
空前の残業時間となり、最多時間労働者年間総・労働時間1790

97/12期 平均値実績1640 実際の労働時間は1525~1715に分布。
前年の30%増が、この年は元に戻り 例年の状態に戻ったと思われ、
1700を超えていたのは0~15の幅に3人1500台は女性で2人

 休日の定義
1.土曜日(祭日の有無は、無関係;祭日と重複しても 振替しない)
2.日曜日
3.祝祭日(月曜日へ振替された日を含む)
4.年末年始で 土曜日曜以外に、+5~6日(8~9連休
5.徳島市の盆踊り時期を含む 土曜日曜以外で、+5~6日(8~9連休
以上で 年間休日127日程度になる。(土曜と祭日の重複は 放置している)

 それ以外の休暇と、休日と称するかどうか疑問のある旅行
1.法定の有給休暇 半日単位で取得可能
2.慶弔時の会社規定による休暇
3.休日出勤等に対する 代休(但し その原因となった出勤は、出勤として計上)
4.年1回の社員旅行に 木金を2日間充当(計:4連休中を作り 前3日を使用)
5.台風など自然災害に依っての休業日(振替出勤を求めた記憶は無い)

 規定労働時間内に行う行事
1.毎朝の朝礼/連絡会議10分~(管理職だけの連絡会は 始業前で時間外)
2.毎月の提案審査(審査委員のみ)と全員発表会;15分~
3.毎月の 製造部全員参加による製造会議;1時間~
4.毎月の技術講習会;30分(以前 毎週1回であった時期も有り、今後 増加予定)
5.週末の 中掃除;30分~
6.盆、年末の 大掃除;半日~
7.健康診断

時短実現に至った余裕の有る理由らしき物・・・・

1.労働量を少々増やしても どうにもならない様な危機に、度々 見舞われた。

 1週間に10日?程度の労働ではダメで、10倍か20倍労働したら
どうにか 成ったかも知れないと言う程の難関で、我武者羅にやっても
精神力では解決できない。そこで労働量以外へ 解決策を求めた。


2.仕事の無い時には 気前良く、振替を伴わない休日を出していた。

 仕事が無い事に 焦って、益々 従業員を時間的に拘束しようと言う
経営者も居るらしい。本末転倒で無ければ 従業員への八つ当たりか?
仕事を与えられないのに ぶらぶらさせると、余計に悪い影響が出る。


3.前経営者は 先の見えた一定量の仕事を、速く済ませようと考えていた。

 私は逆に 今確保できている仕事で どれだけ永く喰い延ばせるか、
その間に 次の仕事を確保する事を考えていた。
仕事を出来るだけ早く済ませる事に 没頭していては、次の仕事を
探す事が 疎かになる。残業は盗人に追い銭。手当は増えるが考課ダウン


4.経営者自身が サラリーマン時代の延長で、休みを多くしたかった。

好きこそ 物(休日取得?)の 上手なれ???


5.《時短》という事を目標として 頭で考えたのではなく、不合理な仕事を
減らす事で 無理なく休みを徐々に 増やして来ただけ。

 時短を どう実施するか、それを残業して考えますか???・・・
時短という事を頭に置くよりも 仕事自体を どう減らすか、考える。


6.「メーカーは休みだ」と言えば、ユーザーが納得する世間の仕組み。

 ・・・とすると メーカーであった事・自体が理由か?
それでは 自社商品を持ち得た理由を考えるのが 正論!
それは製造業に於いては 開発力を得る事から始まる。
非製造業でも商売の方法を 新しく開発しないと いけない。
他社と土俵を替える。同じ土俵の上でも 平面ではなく 飛び上がった
力士も居た。


7.通信販売と同じ様な営業体質に 持ち込めた。一般的営業活動は しない。

 客には頭を下げ 仕入業者に威張るのは間違い。
対等に《ギブ・アンド・テイク》。
身障者が健常者と同様に 町を歩きたい様に、下請けだって
発注元と同様に休みたい筈。
それを堂々と言える様に、労働時間以外の方向でも 考えて努力すべき。
それが新しい商売の方法だった。


  この1年の大不況で 10年間中止していた一般営業を、アンテナ営業として
再開してみたところ、営業を継続していた会社と違い ゼロだったモノは努力次第で
大幅な+に成りそうと云う メリット?も・・・

8.これまでの事で共通して言えるのは、諦めないで 1~7各項の□内に 書いた
如く、あの手この手と 次々 繰り出してきた事。
その 発想が次々に出るのは 製品開発に於ける閃きや 工夫努力と同じ。
その為には 常に問題意識を持ち、忘れないで繰り返し思い出せるシステムを持つ。

9.そうすれば 時短は疎か、もっと素晴らしいモノが手に入る。
しかし我社とて それを手にしていない社員は 数多い。
言われた通りの事しか出来ない社員,言われた事も出来ない社員,
言われたを無視する社員・・・
こう云う社員を 入れない努力,啓蒙する努力,排除する努力・・・(求人?)

その為には 社内データベース社員採用規定や,就業規則考課方法昇給規定
部署の呼称地位資格名社員名の呼称方法等 全てが自前の独自方式で且つ
改正を継続して居り ベンチャーと呼ばれる所以は 製品開発だけでは無い!
これらを 珍しがってるだけでは 意味が無い。珍しい物には 悪い物だって有る。
オカシイと思った事は止める努力をし、好いと思った事は 早く実施する努力を
忘れない様に、継続できる姿勢を・・・  通年採用等は 世間の呼称より先行。

他人が実施しての結果を見るまで 待つほど好いモノも有れば、時間経過に応じて
好いモノが減ってしまい 無くなってしまう物も有る。
その選別判断こそが、間接的にしか出来ない時短を、モノにする。    了


講演集トップページへ
朝日音響スタートページへ