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【2段押しスイッチ解説シリーズ】

a. レバー操作の優位性

2009年7月

JA5CLB 河野繁美


 

この産業用無線操縦の業界へ我が社が参入した当時、殆どが天井クレーンの
無線操縦用途であったが、その操縦操作方式・スイッチは、首掛けベルトによる
無線機送信機を胸の前に掛けての大型押しボタンスイッチ操作か
レバースイッチ操作であった。

前者の大型押しボタンスイッチという物、現在の我が社製品に使われている
部品とは全く違い、直径が3センチ、押し方向の動作量が1センチという程度の
物であった。

其処へ我が社が初めて、家電製品の様なスイッチを持ち込んだのだった。

この元の1センチも押す物に比べると、新しい物は1ミリも押さなくてもスイッチが
入るので、「入ったか?どうか、判断が付かないだろう」っという、苦情が実際に
使う以前から想像のみで相次いだ。

しかし、少し経って、実際に使った後では、「ストロークが小さくて軽く押せるので
疲れ難くて好い」という評判の方が帰ってきたのだった。実は、この事がレバー式の
好まれる伏線だったのだ。

 

こうした押しボタンスイッチという物は、掌の親指で押す事になってしまう。
それでも、長時間押し続ける操作が多く、結構疲れてしまうモノなのだ。

こういった場合に、レバー式スイッチであれば掌でレバーを掴んで、
手首全体を傾けるか?肘から先の腕を動かす形で操作すれば、
疲れは極端に少なくて済む。

更に、我が社が業界で初めて発売した家電製品用の薄い(ストロークも
極めて小さい)タクティールスイッチを使ったタイプのハンディータイプ送信機になると、
スイッチを操作する(押す)だけでなく、送信機ソノモノを操作中に保持するのも、
掌で握った(挟んだ)状態になる。つまり親指で摘んで押さえているのと同じだった。
そのままで、親指の位置を押し換えるだけで、後はズーーーっと押さえたまま
操作し続ける事になるのだった。

天井クレーンという名の通り・・・建物の天井の長さが100メートルを超えるっていう
大工場も有る・・・腱鞘炎になりそう。大河ドラマ 天璋院 篤姫じゃない! 爆笑…大疲労!

 

・・・ そういう訳で、高価で大袈裟なレバースイッチが、単に、多段変速に出来る
と言う事以外にも好まれる理由なのです。

使用環境というか?取付対象クレーンの仕様というか?を、事前に好く確認下さい。

その事を簡単に言えば次の2点です。

①走行距離が長くないか?

②揚程(巻き上げ高さ)が高すぎないか?

上下東西南北の中で残る他方の「横行距離」というのは、長かったりしません。
注意すべきは上下と走行だけです。

 

 

b.多段押しボタンスイッチの歴史解説

c.初期自社2段押しスイッチ

d.押しボタンスイッチの寿命

e.仕様(がない)書

段々物語 (自社設計2段押しスイッチ開発物語)

 
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