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段段物語

【2段押しスイッチ解説シリーズ】

a.レバー操作の優位性

b.多段押しボタンスイッチの歴史解説

c.初期自社2段押しスイッチ

d.押しボタンスイッチの寿命

e.仕様(がない)書


説明会資料 2010年3月作成

朝日音響 段段物語 (自社設計2段押しスイッチ 開発物語)

PDF形式(271KB) →

運転台(運転台) ハンドル(ハンドル)

運転台式クレーンでは、ハンドル操作に拠る7段式程度+床踏み式ブレーキが常識。  

↓

クレーンが低速へ減速して行く事を必要として、有線式操縦器での
多段押しボタンスイッチ式操作が、無線化以前から存在…3段式まで有った。

↓

無線になった時も各社とも、2段押しスイッチの装備を目玉にすべく 狙っていた。

↓   ↓

3段式迄有ったという有線操作用は、大電流用であり大型で、我が社の送信機に使える様な物では無かった。

    • 寸法が大き過ぎ。
    • 操作力が強過ぎ。
    • 電気特性が無線機のトランジスターやICに流す微電流に適合しない。
  ↓
↓

それまで使っていた エレクトロニクス用タクティールスイッチ (タクトスイッチ)という種類の範囲内で捜した。

イメージはAFカメラのフォーカスシャッターだった。

↓   ↓

【当社】

我が社の製品の普通の1段押しスイッチとして買っている、 そのスイッチメーカーからも、他メーカーからも2段押しスイッチが発表されたので資料を取り寄せて検討。

…AFカメラ同様のスイッチが使われていた。

 

 

<->

【他社】

メーカーの某社が、我が社の常用メーカーではない方の2段押しスイッチを使った製品を某クレーンメーカー名のOEM生産で販売開始。

↓   ↓

【当社】

両方とも、寿命の点で使えないと判断して諦めた。

・・・それまで使っていた
1段押しスイッチに比べて
1/10の使用回数しか持たない。

 

 

<->

【他社】

リコール発生で、OEM先のクレーンメーカーも、ライバルの無線機メーカーも、その機種を販売停止となり、 リコール対策には普通の1段押しスイッチ製品が出てくるという始末。

↓   ×


我が社の東日本代理店(当時、関東代理店)が、近隣のスイッチメーカーを呼びつけて、
2段押しスイッチをエイヤーっとばかり、特注で造らせた。
↓

【当社】コレの性能仕様は、1段目部分は従来の1段押しスイッチと同等の寿命。

2段押し部分も、その半分有りました。(1/10ではない。)
・・・実際の使用時に何時も必ず2段目まで押してしまう訳ではなく、1段で終わる率も高い事から妥協して、その規格性能で妥協して次からの設計に採用。

↓

某スイッチメーカー製2段押しスイッチ装着機 出荷開始
既存スイッチメーカーによる寿命1/10というスイッチに比べ
5 倍の寿命を持つ特注でのスイッチで、スタート。

スイッチメーカー製
2段押しスイッチ
↓

「イージーオーダー制」を実現していた当社製品が競争上有利だった点

 

【他社】

全てが、2スピード。1段押しですませられるところまで、2段押しスイッチを入れたため
無用な問題が発生。 →×

 

【当社】

注文の都度、必要な場所にだけ2段押しスイッチを入れて、他は従来の1段押しスイッチを入れ、
無用な問題を回避。→△


× ↓

 

 
それでもスイッチの故障は、普通の1段押しスイッチと比べれば、かなりの率に上った。 ← 【理由1】 生産数の少なさによる、品質問題。
← 【理由2】 2段押しという事でのストロークの大きさによる設計的宿命。 →★
↓    

抜本策として、自社設計自社生産により、

根本的に1段押しスイッチと同等の寿命を目指す。

↓

設計方針 は 単純明快!

・・・普通の長寿命1段押しスイッチを2つ重ねて組み合わせるだけにする。

→普通のスイッチを2つ重ねて配置する台の設計。

↓

  先ず、元々の1段押しスイッチ状態の基盤の上へ、リン青銅板のフレーム(上に重ねるスイッチで、後からオンするスイッチの位置を保持する役目と、その電気回路配線を兼ねる物)と、2段目に重ねるスイッチ自体の合体した物を追加する構想としたい。
 

  故に必ず、後から追加されるスイッチが高速側スイッチという役割でなければならない。
 

 

よって、この出来上がったスイッチを徐々に押して行くと、最初にオンするのは、最初から基板上に存在するスイッチでなければならない。

(先に押される方が後から「入」にならないとイケナイっていう矛盾です。)

 

  すると、その最初から存在するスイッチのオンする押し力は追加するスイッチよりも必ず、弱くなければ、イケナイ。
 

  その必ず弱いスイッチを選択し、交換する必要性が生じる上に、更に追加側スイッチも、必ず強くする為に押し力の強い物を新規選択する必要性が出た。

↓

クリック感 優先により、
新規のスイッチをいきなり採用して、出荷。


自社設計 第1世代

2段押しスイッチ

↓

×

スイッチの寿命による劣化で、
次々に不具合発生。
従来通りの寿命のスイッチを使ったにも関わらず、充分な寿命は得られなかった。
    ↓   ↓  
クリック感ばかり言うと押し力の強さが必要となって、寿命を縮める事が判明。
この頃、スイッチの押し力やクリック感を言わなければ、遙かに寿命の長い互換製品が現れていたので、そういう製品に、全スイッチを転換。

 

 

 

同じ頃、その、長寿命スイッチばかり2つを上下に重ねても、必ず、どちらかが先にオンする様な構造に出来ないか?っと言う事も配慮した形での、位置保持用リン青銅板構造(形状)に変更を試みる。

2段だから余計に強く押されて1段の物より寿命が短くなるのだった…という考え方。

    ↓   ↓    

生産前に寿命テストを実行。

↓

◎

今度は長寿命で問題なく市場で使用

全機種に採用・適用されつつある。

自社設計 第2世代

2段押しスイッチ

 

 

(現行2段押しスイッチ)2段押しスイッチ

【2段押しスイッチの唄???】

皆この制服 ♪ 皆この制服~
押せだ

♪押せだ~の
     無理に~♪

 

 

 

♪押せだ
    押せだ♪


押せだ押せだ

♪押せだ
   押せだ♪

KO

♪押せだ
   押せだ♪

 

ダメだ~♪

K O(ケイオー)


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